京都の約束プロジェクト



カテゴリ:温暖化の影響( 7 )


温暖化が引き起こしている紛争


NEWS23にて、サミットの地球温暖化ともう1つのテーマであるアフリカ(といっても、当初はアフリカがメインテーマだったのだが)、特にスーダン・ダルフール地方のことが報じられていました。


アラブ系民族民兵が地域住民を襲撃しているというものであり、それにより全てが奪い去られ、村々が破壊され、200万人以上の難民が発生しています。現状では、世界最悪な人道問題と言われています。

ダルフール紛争の原因の1つに温暖化も関係しているとNEWS23のVTRでインタヴューを請けていたアフリカの学者が話していました。

というのは、砂漠化の進行で草原が減少し、アラブ系の遊牧民が生活できなくなり、民兵となって農耕していたダルフール地方の村々を襲っているとのことなのです。

そういう状況になるということは、予想していましたが、すでに起きていることだとは思ってもみませんでした。
温暖化による直接的影響だけでなく、人間社会にこれだけの悪影響が既に生じています。
私たちが行動をすぐにしなけれならないと気付くために十分な状況です。

そして、今後の温暖化の進行がこうした地域を増やすことになるのです。

直ぐ近い将来、
私たちにも同じようなことが襲うことは容易に想像できます。


そうならないためにやはり、今行動するしかないと
今日あらためて思いました。
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by kyoto-yakusoku | 2007-06-08 02:10 | 温暖化の影響

ブータンでの影響


昨晩、海岸青年協力隊でブータンに3年4ヶ月行っていた友人がうちに遊びに来ていたので、ブータンでの地球温暖化の影響を聞きました。


温暖化で気温が上がって、氷河がどんどん解けているそうです。
なお、降雪量も減っているようです。
また、大きく氷河が崩れることも多くなっているとのことです。

氷河がどんどん解けるとその下流にある氷河湖に流れ込む水量が多くなり、氷河湖の水位があがり、それによってモレーンが決壊して、下流の地域に土石流として襲いかかります。

※モレーン:氷河が削った岩石が氷河の先端にたまってできた土手状の地形。


何年か前に氷河湖が決壊したときに被害を受けた村に行った話も聞きました。
上流地域の多くの村が破壊され、死者も出たようです。
友人が見てきた村は、村の畑や集落の半分が決壊の際に発生した土石流で流されて、なくなってしまったとのことです。

現在、温暖化の影響で、決壊が心配される氷河湖が多くあり、ブータンでの一番の不安事となっているそうです。


ブータンの人々は、のんびりと平和に暮らしているそうです。
そういった人々にも、私たちが排出する温室効果ガスの影響がでているのです。

ブータンといえば、「GNH(国内総幸福)」という概念を持って、政策を実施していることで有名です。そういうポリシーを持っていることで、経済のグローバリゼーションに巻き込まれないよう、自分たちの暮らしを守っているのですが、温暖化の影響だけは、そうもいきません。

私たちは、日本は、もっと視野を広げて、地球規模で考えて、この問題に取り組まなければ、いけないとあらためて感じました。

(ごいち)
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by kyoto-yakusoku | 2007-06-03 10:28 | 温暖化の影響

世界遺産の危機

今、地球温暖化によって、多くの世界遺産が危機に瀕しています。

先月、世界遺産を登録する、ユネスコ(UNESCO)から、「気候変動と世界遺産」という調査報告が発行されました。
http://www.asahi.com/science/update/0411/TKY200704110105.html
http://whc.unesco.org/en/news/319

以下、調査報告書より、抜粋です。(写真も調査報告書より)

・氷河、珊瑚礁、熱帯雨林、考古遺跡、歴史都市などでの影響がすでに深刻になってきている。

・多くの氷河はすでに大きく後退しており、21世紀中には地球上のほとんどの氷河が消滅する可能性が高い。

・海温の上昇や海水面の上昇、海のCO2吸収による酸化により、珊瑚礁の白化現象や死滅も頻繁になっており、かつ、その規模も急速に拡大している。

・海面上昇や気候変動(洪水や干ばつの多発)により、多くの歴史遺産の保全が困難になってきている。特に沿岸地域の文化遺産の侵食は深刻である。

・ユネスコは、今後、多くの組織と連携しながら、地球温暖化による世界遺産への影響を最小化するための努力をしていく。


世界遺産は、多くの素晴らしい自然遺産や文化遺産が危機にあることを憂い、「過去の地球や前の世代から受け継いできた貴重なたからものを、しっかりと次の世代に残していかなければならない」という趣旨のもと、世界遺産条約によって指定されるものです。
http://www.unesco.jp/contents/isan/about.html

しかし、この世界遺産の危機が、日本にいる私たちの経済活動で引き起こされています。
私たちがエネルギーを消費する、というごく当たり前のことが、信じられないことに、世界遺産の破壊につながっているのです。

全ての経済活動をストップしようというのではありません。
制度を変えていけばよいのです。
CO2を減らすことが経済価値に繋がる制度、自然エネルギーが普及するような制度、そういう制度を先進国である私たちが一刻も早く導入しましょう。

そうでなければ、私たちの大切な「たからもの」は、あっという間に失われていってしまいそうです。

(よういち)

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by kyoto-yakusoku | 2007-05-20 21:30 | 温暖化の影響

海面水温上昇、世界の最大3.2倍=日本周辺海域、過去100年で

日本近海の海水温が上昇しているということ。こんご日本人の食卓にも影響が出てきそうです。(Y)

海面水温上昇、世界の最大3.2倍=日本周辺海域、過去100年で-気象庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000115-jij-soci
5月15日16時33分配信 時事通信
日本周辺海域の海面水温の過去100年当たりの上昇率は0.7~1.6度と、世界全海洋の0.5度に比べ、最大で3.2倍に上ると、気象庁が15日発表した。日本海中部が最も高く、ユーラシア大陸の気温上昇の影響が強いという。背景には地球温暖化があり、急ピッチの上昇傾向が続いた場合、漁業や生態系への悪影響が懸念される。
 気象庁の高槻靖海洋気象ブイロボット班長らは、1900年から2006年までに、主に商船が観測した海面水温の年平均について、平年値(71~2000年平均)との差を調べ、100年当たりの上昇率に換算した。
 その結果、日本海中部が1.6度、四国・東海沖北部が1.3度、日本海南部と東シナ海北部(九州西方)が1.2度、東シナ海南部(奄美・沖縄周辺)が1.1度と、日本の陸上気温の上昇率(1.1度)と同程度以上だった。関東南方の1.0度、四国・東海沖南部の0.8度、先島諸島周辺の0.7度も、世界全海洋を上回った。
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by kyoto-yakusoku | 2007-05-17 08:40 | 温暖化の影響

北極の氷冠、従来予想より30年早く溶ける可能性=米専門家

最近のメディアでは北極海の氷が急速に解けていると言われています。昨年の研究では2050年に消滅するといわれていましたが、2020年には北極の氷が無くなる可能性があるそうです。北極グマの絶滅が速まることはもちろん、北極が今まで氷による白い表面で反射率が高いのが、氷が無くなると海面になり黒い服が熱を吸収するのと同様、熱を溜め込んでしまうため、更に温暖化が加速してしまうことにつながってしまいます。

北極の氷冠、従来予想より30年早く溶ける可能性=米専門家
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000171-reu-int

 [ワシントン 1日 ロイター] 米国雪氷データセンター(NSIDC)の氷河学者テッド・スカンボス氏は1日、北極の氷冠が当初の予想よりはるかに速いペースで溶けているとの見方を示した。
 夏に北極海の氷が溶けて全く無くなってしまう、あるいはほぼない状態となる時期について、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2050年と予想しているが、それが30年ほど早い2020年となる可能性があると指摘している。
 同氏は電話での取材に対し、夏の間に北極海の氷がなくなれば、地球温暖化が大きく進展することになるとしたうえで「現時点では北極が地球を冷やすことに一役買っているが、北極の氷が無くなったり非常に少なくなったりすれば、地球温暖化は加速することになるだろう」と述べた。
 また「IPCCの報告は非常に慎重かつ綿密で注意深く、それ故に、起こり得る可能性よりも確実に起きることに偏り過ぎた」としている。
最終更新:5月2日16時48分
(Y)
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by kyoto-yakusoku | 2007-05-05 16:41 | 温暖化の影響

食と水と温暖化

本日の毎日新聞のニュースで、食料の枯渇が取り上げられ、その中で地球温暖化の影響が触れられていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070503-00000032-mai-bus_all

先日、オレンジ価格の上昇について触れられていましたが、温暖化はさまざまな側面で、食料・水と深い関係があります。最近、このようなニュースが増えてきましたので、私なりにも整理してみようと思います。オレンジジュースの記事も、あわせて読んでくださいね。


まず、地球温暖化と食料との関係として、気候変動それ自体が降雨量の変化等を通じて、農作物の育成へダメージを与え、また、平均気温の変化により耕作適地が短期的に変化していく、という点が指摘されています。
昨冬は温暖化によって国内のりんご産地が北上しているという報告がされました。りんごは樹木果実ですから、そう簡単に植え替えることはできないのです。土壌の育成も短期的には困難です。

また、開発途上国はより深刻な影響を受けます。先進国ほど灌漑設備が発達していない国が多いため、豪雨や干ばつにより深刻な影響を受けてしまうと言われています。
しかし、これを他国の問題として簡単に片付けることはできません。日本の食糧自給率は約40%です。私達が食べている食料の半分以上は、海外からの輸入に頼っているのです


このような温暖化による食料生産への直接的な影響だけでなく、エネルギー供給の観点からも、温暖化への影響は深刻です

近年、石油代替エネルギーとして、バイオエタノールが注目されています。バイオエタノールとは、簡単に言えば植物から作られた燃料です。バイオエタノールそれ自体は、原料となる植物が育成時に二酸化炭素を吸収するので、燃焼による二酸化炭素の排出は0とみなされます。(これも、実はあやしいところがあるのですが。。)

しかし、現在、ほとんどのバイオエタノールは、サトウキビやとうもろこしなど、糖分を主成分とする植物から作られています。これらは、もちろん食料として栽培されてきたものです。特に、途上国においては、安価で重要な食料源となっています。ところが、これらの食料はバイオエタノールとしてのほうが高価に販売できるため、食料としてではなくエネルギーとして販売されるようになってきているのです
実際、この1年、トウモロコシ価格は上昇し続け、石油価格と連動しはじめています。さらには、オレンジ農場などの農地がサトウキビ農地に転用されはじめ、オレンジ価格の上昇に繋がっています。

もちろん、食料の枯渇は、地球温暖化との関係だけではありません。
人口の増加や、中国等の所得水準による影響も非常に大きいものです。
しかし、これらの要因と地球温暖化による影響が、それぞれこれまで以上に大きくなっていった場合、食料自給率の低い日本はとても難しい立場におかれることは想像に難しくありません。また、もともと食料事情が深刻な国においては、飢餓が拡大する危険性が指摘されています

これらの問題を、すべて解決する単独の方法は、無いといってよいでしょう。そうはいっても、これまでの化石燃料に頼る社会、過剰な消費に依存する経済システムが、このような状況を生み出す大きな要因になっていることは、容易に理解できます。

抜本的かつ総合的な対策が必要です。

現在の産業構造やエネルギー構成を見直していく、新エネルギー技術の開発を促していく、国内の農業を早期に育成していく、京都議定書議長国として地球温暖化防止に向けたリーダーシップをとっていく等、国内、国際の両面において、日本政府の果たすべき役割は、非常に大きいはずです

(よういち)
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by kyoto-yakusoku | 2007-05-04 02:00 | 温暖化の影響

オレンジジュースの値上げ

オレンジジュースの値上げ

5月1日からオレンジジュースが1L パックで20円値上がりました。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20070429i302-yol.html


これは、アマゾン地域でオレンジからサトウキビの生産に切り替えられており、オレンジの国際価格が値上がっているからです。

なぜ、サトウキビの需要が増えているかというと、それは地球温暖化対策です。

サトウキビからできるバイオエタノールは、ガソリンに混ぜて自動車燃料になります。そして、そこから排出される二酸化炭素は、サトウキビが生長したときに大気から吸収した二酸化炭素なので、プラスマイナスゼロになるのです。つまり、大気中の二酸化炭素は増加せず、地球温暖化につながらないのです。


しかし、これを手放しで喜ぶこともできません。
1つ目に、サトウキビ生産のためにアマゾンがどんどん開発されています。

2つ目に、食糧生産量が減ること。
アマゾンでは、オレンジや大豆などの生産も多いのですが、バイオ燃料の製造を増やすことで、それら食糧の生産が減ってしまうので、食糧が不足していきます。食糧の価格が高騰することになります。


そして、それに追い討ちをかけるのが乾燥化です。
ブラジル沖の海水温が上昇するとアマゾンに低気圧が発生しにくくなるのです。すでにここ10年くらいで降水量は激減しており、2005年には、アマゾン川から水がほとんどなくなってしまったほどです。
すると、気温の高いアマゾンでは、土中の有機分が直ぐに分解してしまって、草も生えない荒野になってしまいます。そうなれば、脱化石燃料の頼りにしているサトウキビも生産できなくなります。
食糧は、もっともっと不足します。もっともっと値上がりするのです。

地球温暖化は、私たちにとっての食の問題でもあります。

食糧の大半を海外に頼っている日本は、もっと積極的に温暖化対策をすべきでしょ?


(ごいち)
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by kyoto-yakusoku | 2007-05-02 09:20 | 温暖化の影響


京都の約束プロジェクトは、地球温暖化を止めたい、そのための国内対策の制度をつくって欲しいというあなたの “ お願い ” を国会に届けるプロジェクトです。
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