京都の約束プロジェクト



持続可能性と気候変動

ごいちです。

※そういえば、ここで説明してませんでしたが、このブログは京都の約束プロジェクトスタッフのうちのブログ係りとして、6人が変わるがわる書いていくことになりました。
誰が書いたかは、最後の(カッコ)を見てください。


さて、
持続可能な社会を創るために、今年は気候変動に注力すべきと僕は考えています。

そして、
持続可能な社会を創るために、持続可能性についての理解を広げようと
している僕が、なぜわっしょいしてるのか、ちょっとまとめました。

これを理解していただければ、僕との会話もスムーズになると思いますので、
ご参考までに。


=============

持続可能な社会を創るため、持続可能性の理解を広げるために
なぜ「わっしょい」が重要なのか?

■持続可能性の理解を広げる。「じぞひろ」
※じぞひろは、持続可能な社会を創るために必要なこと。
・「持続可能な発展」の理解のための良い事例になる。
・「持続可能な発展」の理解のための良い機会である。
・気候変動より幅広い持続不可能性へ問題意識を持つ機会になる。
・他人を動かす自分(ごいち)の本気感になる。

■持続可能な社会を創る。「じぞつく」
・日本社会が自ら変わる体験になる。
・日本ならびに国際社会が持続可能な発展のための協働の俎上ができる。
・気候変動より幅広く、持続可能な発展への議論のきっかけとなる。
・日本ならびに国際社会が低炭素社会を目指すようになる。


==============
以上。

ということで、持続可能な社会を創るために今年は気候変動に注力していきましょう!!


(ごいち)
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# by kyoto-yakusoku | 2007-04-13 12:06 | 京都の約束

国会レポート(その1)

国会では、気候変動の問題が日々議論されています。

それをこのコーナーで紹介していきます。

国会の議事録は、以下のページから見れます。
 衆議院 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
 参議院 http://www.sangiin.go.jp/japanese/frameset/fset_b07_01.htm

また、インターネットでも見れます。
 衆議院 http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
 参議院 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

今日は、最近の国会でのやりとりから2つ紹介します。

一つは、参議院で民主党の福山哲郎議員が質問した内容です。
----------------------------------------------------
福山議員の、
「排出権取引についてどう思うか?」
という問いに対し、若林環境大臣は、
「有効であることはわかっている。しかし、公平・公正な制度とするためには問題がいっぱいある」
と答えています。
------------------------------------------------------------


日本では、政府がいろいろな制度について「検討しています」と、いつも言いますが、検討しているうちに、事態が深刻化していき、手遅れになってしまったという経験があるのに・・・、といつも残念に思います。温暖化対策のような分野は、まずは、部分的にでも初めて、修正しながらいい制度に徐々にしていくということが必要ではないでしょうか。


もう一つは、衆議院での、こちらも民主党の村井宗明議員が質問した内容です。

----------------------------------------------------------------
村井議員の、
「自主的行動を促す対策では、結果として8%以上も排出量が増加し、うまくいかなかった。環境税か、税制のグリーン化か、はたまたキャップ・アンド・トレードか、義務を課すことが必要なのではないか。」
という問いに対し、若林環境大臣は、
「規制なしでできればそれが一番いい、どうしてもそこでできなければ、規制を導入せざるを得ないかと思っている。今は、準備段階。これから見直しをし、そして対策を強化して来年の初年度を迎えようとしているところ。」
---------------------------------------------------------------------


 何て悠長なことを考えているんだろう。来年から京都議定書の約束期間が始まるのに、まだ、「準備段階」と言っています。これも、制度導入が決定していて、その実行のための「準備段階」なら、まだわかるのですが、「自主的な行動だけでいいかどうかを見極める準備段階」というのは、ちょっと信じがたいですね・・・。
公害対策が手遅れになったことと同じことが、また起きるのでしょうか・・・。ちょっと、書いていて悲しくなってきます。

若林大臣、大丈夫なんでしょうか?こんな悠長で。。。
こんな現実があるので、「京都の約束プロジェクト」を立ち上げ、市民の声を若林大臣、安倍首相に届けないと、と思っているのです。

下のほうに参考で掲載していますが、村井議員のやりとりでは、以下のような政府の問題意識の低さが明らかになっていますね。。。

○若林環境大臣は、経団連の自主行動計画に入っていない業種があるから、今の状況では京都議定書目標達成計画(モクタツ)の産業分野での削減目標(8.6%)ができないと直ちに言えない、と言っている。

→でも、経団連には、鉄鋼や化学、石油業界などの大量排出業界は大方入っているんです。その経団連だけで2.2%しかできなくて、8.6%と2.2%の差分が、経団連に入っていない業種だけで達成できるなんて、ありえないと思いませんか?


○環境省の南川地球環境局長と経済産業省の伊藤審議官が、村井議員の質問に答えられていません。産業界の削減見込み量を、総量としては把握していないと言っているんです。京都議定書目標達成計画のエネルギー起源のCO2削減量の大部分の役割を負っていると思われる産業界ですが、その削減見込み量を政府が把握していない、と。これでよく、自主的取組だけで達成ができるかもしれないと思っていますよね・・・。

考えれば考えるほど、今の状況でマイナス6%を達成できると思っている政府や与党が不思議でなりません・・・。実効性ある制度を今すぐ導入することの必要性を改めて感じました。


国会・政府担当


(以下、議事録を貼り付けます。なお、発言が長い場合は意味が変わらない範囲で省略してます。)

【3月20日 参議院 環境委員会(抜粋)】http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0111/main.html

○民主党 福山哲郎議員
排出権取引について、大臣は以前もっと積極的な取組を学界あるいは経済界にも更に求めていきたいと言っていたが、今日は若干有効性に疑問だという話になりまして、ちょっと後退されているかなと懸念をした。

○若林正俊環境大臣 
排出権取引自身が地球温暖化を抑止していくために有効な手段であるということにつきましては、私もいささかもその考え方を変えているものではございません。
 しかし、どのような形でキャップを掛けていくのか、掛けた後の取引市場というのが言わば炭素価格として本当に妥当な水準を決めることができるものなのかということについては大変に、いろいろ問題が一杯あると思っている。あくまでこれは公平でなければならない、公正でなければならない。同時に、その効果も国民の皆さん方にも納得できるような効果が説明できなきゃいけない。


【3月23日 衆議院 環境委員会(抜粋)】
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm

○民主党 村井宗明議員 
産業界には自主的にやってもらう、それからもう一つ、国民には自発的にやってもらう、そういった本当に負担のない話だったらみんな賛成してできる。だけれども、それはやってきたけれども、実質的に本当に温室効果ガスが削減できたのか。できなかったんです。温室効果ガスを実質的に削減しなければならない具体的な方法、環境税か、税制のグリーン化か、はたまたキャップ・アンド・トレードか、義務を課するようなことを私はやっていかなければならないと思っています。
自主的取り組みでできればそれでいい、それは一致しています。どうしてもできなければ規制しなければならない。

○若林正俊環境大臣 
私は、規制なしでできればそれが一番いい、どうしてもそこでできなければ、規制を導入せざるを得ないかと思っておりますが、今の6%の水準ということ、しかも、委員が前から指摘しておられる産業界が実際の削減をする削減量というのは、その程度のことは自主的にやろうと思えばできる、こういうふうに私は期待をしながら思っておりますから、産業界のさらに一層の努力を求めていきたいと思っております。
ことし見直して、来年が初年度で、そして現実の規制に入るんですね。今まではそのための準備をしてきたわけですよ。準備段階です。これから見直しをし、そして対策を強化して来年の初年度を迎えようと今しているところでございます。

○民主党 村井宗明議員
今現在の(経団連の自主行動計画の)2.2%という目標と、8.6%という政府の目標(の中の産業が削減するとされちえる数値)のこの乖離については?

○若林正俊環境大臣 
 経団連側の自主的な取り組みの対象外の業種があるんですね。これは主要七業種で産業界が自主計画をつくっておりますけれども、その差は、経団連側に含まれていない、建設業なんかは含まれていないんですよ。それから、農業その他の業種が含まれておりませんし、そういう含まれていない業種も政府の方は努力をお願いしているわけでございますから、8.6と2.2そのものを比較して、そしてどこにあるんだ、こういうのは、比較をし、その中で水準を決めるというのはちょっとなじまないんじゃないかなと思っていますが、そういう技術的な数字の見方とかいうようなことになりましたら、ひとつ参考人の方で答弁させていただきたいと思います。

○民主党 村井宗明議員 
今自主行動計画の対象になっている産業だけに限定すれば、大体何%削減を政府は目標としておられますでしょうか。

○環境省 南川 地球環境局長 
恐縮ですが、きょうそこまで数字を持ってきておりません。

○民主党 村井宗明議員 
産業界の自主行動計画にある2005年から2010年までの削減量の見通しを、総量としての削減量でお答えください。

○経済産業省 伊藤 審議官
先ほど御指摘ございました、経団連の試算値としてマイナス2.2%という数字であることは承知をしております。
積み上げベースでの2010年の排出総量の削減見込みということについては、把握をしておりません。
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# by kyoto-yakusoku | 2007-04-08 02:16 | 国会議員、政党の動向

祝・サイトオープン

サイトオープンしました。
さぁ、安心して暮らせる未来、脱温暖化社会を実現させることを国会議員に“お願い”しましょう!!

京都の約束プロジェクトは、地球温暖化を止めたい、そのための国内対策の制度をつくって欲しいというあなたの “ お願い ” を国会議員に届けるプロジェクトです。

このブログでは、本プロジェクトの状況報告や国内外の気候変動に関する最新情報を書いていきます。なので、是非週に1回はCHECKプリーズです!!

みなさん、よろしくお願いします。
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# by kyoto-yakusoku | 2007-03-10 03:46 | 京都の約束

IPCC第4次報告書WG1の概要

温暖化の基礎知識として、政治決定における一番の科学的よりどころになっているIPCC報告書(第1作業部会、第4次報告書)の概要です。

〔これまでの観測結果〕

・最近12年間のうちの11年は、1850年から現在までの間で最も暖かかった。
・1906年から2005年に観測された気温上昇は、0.74度である。
・20世紀中の海面上昇は、推定0.17メートル。1961年から2003年における全球平均海面上昇は年間1.8ミリメートル。
・世界各地で、大気中の水蒸気の増加とともに、豪雨現象が増加している。
・一方で、1970年代以降、特に熱帯と亜熱帯をはじめとするより広い地域で、より激しく長期にわたる干ばつが観測されている。
・20世紀半ば以降に観測された全球平均気温の上昇は、人為的な温室効果ガス増加による可能性がかなり高い(90パーセント以上)。

 〔将来の予測〕

・今後も現在のペースで温室効果ガス(二酸化炭素など)が排出し続けられれば、20世紀に観測された以上の温度上昇と、様々な変化が21世紀中に発生する可能性がかなり高い(90パーセント以上)。
・化石エネルギー中心の社会では、2100年までに4.0度(2.4~6.4度)の気温上昇、0.28~0.58メートルの海面上昇が予想される(1980-1999年レベルと比較して)。
・環境保全と経済発展を地球規模で両立する社会では、2100年までに1.8度(1.1~2.9度)の気温上昇、0.19~0.37メートルの海面上昇が予想される(同)。


なお、この概要はオーマイニュースでも取り上げられた、というか僕が記事書いたので、紹介しまーす。
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005076

以上。
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# by kyoto-yakusoku | 2007-03-01 03:45 | IPCC


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